スズコ、考える。

ぼちぼち働く4児のははです。

「食わせる」大変さを考えてみた。


我が家には4人のこどもがいます。

小3長男、洋食好き、好き嫌い・アレルギーほぼなし、少食

小2次男、肉好き、和食好き、生卵でたまに湿疹、食べムラがすごく予測が出来ない

5歳長女、魚好き、肉は硬いのはダメ、葉物苦手、アレルギーなし、少食

2歳三男、魚嫌い、肉好き、野菜の好き嫌い多い、汁物必須、元マルチアレ(今は乳のみ除去)よく食べるが気ムラあり。

 

そして大食漢の大きい長男(と言う名のオット)が一人。

 

この5人を、毎日食わせているわけです。

 

さて。

この5人を「食わせる」というのがどういうことか。

なんで書こうかなと思い立ったかというとね。

夕方にはTwitter上にはたくさんの「晩ごはん考えんのめんどくせえ」と吐露する母さんたちの声が並ぶんですね、でもその「めんどくささ」って、日常的にやってない人たちにはどの程度理解してもらえてるんだろうって思ったの。

自分でもちゃんと考えたことがなかったから書き出してみようかなと。

 

とりあえず、平日の夕飯。私は5時までの仕事をしてます。何もなければそこから片付けて子どもたち連れて帰り着くのは6時くらい。

そこから冷蔵庫にあるもの、または買ってきたもので晩ご飯を30分くらいで作ります。作る作業と言うのはそれだけ、全然大変じゃないんですね。

 

そこだけ見て、たったそれだけのことに毎日グダグダ言ってんじゃねえよ、と思った方がいらしたら、はい来た!という感じです、はい。

 

献立が決まっていて、食材が揃っていて、さぁやるよってご飯を作るのは、よっぽど料理が苦手な人以外はなんてことない作業だと思うんですね。(もしそれも苦痛…という方がいたらゴメンナサイ。)

 

じゃあその

食材、誰が買いに行くの?

誰が選んでんの?

献立、誰が決めてんの?

作る量、誰が算出してんの?

ってことなんですよ。

 

うちの場合、5者5様の好み、体調、お腹のすき具合、気分、その日の昼食(たいして気にしちゃいませんが)、そのへんのいろんな都合によってみんなが食べたいものも食べる量も違います。そしてそれは、彼らが帰ってくるまでわからないので日中には想像するしかない。小学生は体育があったら、サッカーの練習日だったら、幼稚園児はお天気が良くて外遊びが多かったら、オットは外の現場だったら、疲れてよく食べるかもしれない、とか。

そんな、ちょっとした色んな条件から彼らのお腹具合を想像しつつ量や食べたいものをぼんやり想定する。

 

そして一番のネックは一番下、その日の気分でご飯を食べる2歳児。

彼が気に入るモノがなければ「食わない」で「泣いて騒ぐ」という事態が起こる。

好きなものを用意しとけば食べるけどそれじゃあ栄養が偏るから工夫はしたい。でも一歩間違えたらもう「いらない」。

 

上の子たちはまだはいいんですよ、もうこれしかないんじゃ~って母ちゃんが言えばとりあえず黙って食べるから。でも母ちゃんとしてはなるべくそんなこと言わずに楽しく食べて欲しい。

 

2歳児が文句言わず食べてくれて、上の子たちも満足して、アレルギー症状が出なくて、栄養のバランスもまぁまぁ整っていて、お腹が満たされるであろう量の食事を、そのとき家にあるものをなるべく無駄にしないように利用しつつ、近所や実家からいただく畑の野菜を駆使しつつ、スーパーの安くなってる食材を活用しつつ、かつ帰宅後30分くらいで完成するようなメニューで作らねばならない。

 

これでよしと思って食卓にどんと並べたら、「これいらない~」って声が上がる日もあれば「足りない~」って私の分までなくなっちゃう日もある。

 

母ちゃんの想定とこどもたちのお腹具合は、そう簡単には一致してくれないんだよなあ。はぁ。

 

それを、毎日毎日考えて、決めて、作っているわけです、あぁメンドくさい。

私はどちらかというと料理が得意だし作るのは好き。

でも料理するのと「食わせる」のは全然違うなぁってやっぱり思います。

 

あ、「食わせる」っていうと経済的な意味合いも絡むかもだけど、うちは私も旦那と同等かそれ以上の稼ぎなのでそういう意味でも食わせてますね、はい。

 

ムラ食いする2歳児が成長したらもうちょっと楽になるんだろうな。でもその頃には1升炊きの炊飯器が空っぽになったりするのかな、こわいなぁ…。

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