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スズコ、考える。

ぼちぼち働く4児のははです。

「海外ではこうだけど日本は…」という時の「日本」でどこなのかな。


昨日もあったよね、たくさんブクマされてた記事。日本の育児は海外の10倍…ってやつ。

 

あぁいう記事はネット上にかなり前からよく見るんだけど、見るたびにいつも思うのです。その「日本」てどこよ?

 

Twitter含むネット上で未だに話題に登るベビーカー問題もそうだし、エレベーターにベビーカーを持ち込む云々での賛否等々、子育てに関することで「とかく日本は育てにくい!」という声が多いなぁと思うんですね。でも九州の片田舎からその記事を読んでいて「へ?そんなことないけど」と思っちゃうのですね。

 

まぁうちが田舎すぎるだけだから何ともだけど、九州で一番人口の多い福岡市あたりに行ってもベビーカーを押してるから嫌な目にあう、ってことはまずないです。地下鉄の駅員さんにエレベーターの場所を聞いたら「ちょっと遠いからおっちゃんがそこの階段抱えてあがっちゃる」とベビーカーを持ってくれるとかよくある風景。

文句を言われるなんてまずないし、子連れでウロウロしてたらみんな声をかけてくれたり電車の中で泣いたりしても微笑ましく見守ってくれたり。

 

そんなところで子育てしてる私の周りのママさんの中で東京へ子連れ旅行(単身赴任の旦那さんに会いに行った)した方がいて、帰ってから「東京、怖かった!」と。独身時代に何度も行っていたから慣れていると思っていた街にベビーカーを押して行ったらぜんぜん違ったと。みんなすごく冷たくて、福岡と全然違ってた!と。

 

それを聞いて、あぁやっぱりそうなのだなぁと思った。

日本が、日本が、と言われる「育児がしづらくて冷たい日本」って、それって都心部のことだよねえ。と。

 

都心部に住んでると、どうしてもそこが日本の中心でそこでの常識が日本の常識とイコールになってしまう錯覚が起こるんじゃないかなぁ。テレビのニュースでも都心部の情報をどんどん流してて「いやそんなこと知ってもしょうがないし」と思うこともよくある(だからあんまり見ない)

 

人口が過密でさらに日中は周辺からたくさんの人が流入する都心部、その人の密度の高さが、ベビーカーや子連れに対して優しくできないひとつの理由だったりするわけで。逆にそこを解消せずにただそこにいる人のせいばかりにしてたらいつまでも問題は残ったままだと思う。

 

このへんのことはまえに

ベビーカー論争に思う。 - スズコ、考える。

という記事を書いたことがあるので重複があるかも。

 

※都心部の冷たさについて前にフォロワママさんから「都心に行くと周りの人を「人」として認識しない雰囲気がある、他者をモノ的なイメージで周囲を捉えて過ごしているところに赤ちゃんという人として認識しなくてはならない存在が入ることで問題が起こるのではないか」というような(ものすごく意訳してるけど)話を聞いてそれは面白い視点!と思ったことがあります、余談ですが。

 

都心部に日本の人口の大部分を占めるたくさんの人が住んでるのは知ってる。でも日本という国の中のごく一地域で起こってる問題やそこの常識を「日本では」「日本の」とくくるのはもういい加減やめにしてほしいなぁ、とマイノリティの地方在住者としては思ってしまいます。

だって、その問題、少なくとも私が知ってる地域では起こってないもん。ベビーカーでどこ行ってもみんな優しいよ。エレベーターもみんなで譲り合って使うし、お父さんも育児に参加できる時間に帰って来れる家庭も多い。

 

私は、ネット上でそういう感じで語られている「日本」を見ると「都心部」と変換して読んでます。そして「海外では」と論じる人の話はあまり重く受け止めないようにもしてる。だってざっくりすぎて参考にならないし、問題の本質は他の場所のいいとことだけ比較してるだけじゃ結局見えないし。

パリだけがフランスじゃないように、トウキョーだけが日本じゃないよ?

いろんないいところも悪いところも、あっちこっちいろいろなんだけどな。

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