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スズコ、考える。

ぼちぼち働く4児のははです。

夫にストレスを感じている、同志の皆さまへ。

夫婦・家族のこと


色々書きたいネタはあるのですが、今日は検索エンジンから私のブログに来てくださる方のワードの中で連日最も多い「夫 ストレス」というキーワードについて、改めて書いてみようと思います。

 

過去のエントリ

育児のストレス、の一番て結局これじゃないか?と思ったこと。 - スズコ、考える。

育児中に感じる、寝ている夫への殺意とその対処法。 - スズコ、考える。

オットという他人に抱く幻想 - スズコ、考える。

あたりと重複する部分もあると思います。

3つの過去エントリのうち上2つは検索から来てくれた方のアクセスが特に多い記事です。「夫 ストレス」「旦那がストレス」「育児 ストレス」などのキーワードが上位を占めています。

 

で、です。

なぜこんなにも、育児中(いや育児してない人もいるのかもしれないことも含めて)パートナーであるはずの夫に苛立ち、ストレスを感じてしまうのか。キーワード検索して解決法を探らなくてはならなくなるほど辛くなってしまうのか、ということを考えてみたいと思います。

 

なんで夫にストレスを感じるのか、ということの回答で一番分かり易いのは「夫がダメだから」です。はい、それは私がいつもストレスと共につい感じてしまうことでもあります。「もっと夫がデキるようになれば解決するのに」というとても分かり易い解決法を導き出すことに繋がります。

 

同じように思ったことがある方も多いと思います。

 

で、それで解決しました?

多くの場合、NOだと思うのです。

 

「(私を怒らせないように)もっと頑張って家事育児をやって!」

「うん、僕頑張るよ!」

 

という理想的な展開になることはめったに無く、またもし口頭でそういうやり取りがあったとしても結果として納得いく働きを見せない旦那にさらに苛立つという展開が待っている。

 

その繰り返しを、私も何年も何年もしてきました。

そして、最近やっと気づきました。「ダメ、って、何に比べて?」ということ。

夫が「ダメ」「出来てない」「もっとできるはずなのに」と思ってしまうとき、その「ダメさ」は何と比べてるんだろう、ということです。何かと比べているから、出来ていないという評価を下せるはずなんですね。

 

じゃあそれ、何だろう、と考えてみることを私はお勧めします。

誰かと話してもいいし、紙に書いてみてもいい、twitterやブログに書き出してみるのもいいと思う。

まず「夫がこうなって欲しい、こうして欲しい、という理想」を、箇条書きにしてみる。

・子どもが~~な状態のときに~~して欲しい

・洗濯物を~~して欲しい

・晩ご飯を週何回作って欲しい

とかできるだけ具体的に、思いつくだけたくさん。

 

で、それを出し尽くしたら、それを何度か読み返して、自分がそれを思いついた背景を考えてみるといいと思う。

自分が大変だと日頃感じていることをシェアして欲しいという要望が主だと思います。

が、その中に「~ちゃんのパパがやっていると聞いたこと」「ネットで「パパがやってくれた」と誰かが言っていたこと」「雑誌で自称イクメンのパパがやっていると書かれていたこと」が混じっていませんか?もしくは「うちの父はやっていた」とか。

 

子どもを産んで育てていかなきゃいけない、という、これまで自分が置かれていたどんな環境よりも作業量が多い状態での生活になったとき、精神的に疲弊すると人と自分を比べてより楽な人をうらやんだり、妬んだりしやすくなると私は思います。

これは育児に限らず、満員電車の中や会社のストレスでも同じだと思うのだけど、特に育児ではその状況に陥りやすい。

 

そして、その人と自分を比べて辛くなる状況の中で、自分の配偶者をも自分の中で作り上げた理想像と比べて「ストレスに晒されて大変で辛くて可愛そうな自分を救い出してくれない酷い人」に見えてきたりしているのではないか、と思うのです。

目の前にいるのがこの人じゃなくて「私が理想としているあの人(特定の誰かなのかもしれないし、想像で作り上げた誰でもないモヤみたいな物体かもしれない)」だったらいいのに!と思ったり。

 

そしてその辛さをより強くさせるのが、ネット上にあふれている「パパさんたちが「やってくれている」と書かれていること」の数々。twitterやブログ、育児関連のコラムサイトなどで散見される「イクメンパパの育児法」「共働きで家事育児もシェア」「妻を楽にするためにフォローしよう」「専業主婦家庭だけど育児は夫婦の仕事が当たり前だよね」「うちの夫はこんなこともしてくれる」というパパさんママさんたちの声。その幸せそうな声がザクザクと刺さっては、そういう理想像に当てはまらない、当てはまるよう努力してくれない(ように見える)夫が疎ましく感じる。

 

じゃあ見なきゃいいじゃん、といわれたらそれまでなんだけど、情報をシャットアウトすることなんて無理です。私も出来ない。

有益なものもシャットアウトすることになっちゃうし、息抜きにもなるからネットやめれば解決かといえばたぶんそうじゃない。

 

私が提案する解決法の一つは、とても当たり前のことなのだけど

「よそはよそ、うちはうち」と改めて思うことなのではないかと思うのです。

 

例えば息子の小学校のクラス、30人ちょっと児童がいますが、その子たちの家庭環境は本当に様々です。

裕福な専業主婦家庭の子もいるし、公務員夫婦の子、夫婦で飲食店をやってる家の子、専業主夫家庭の子、おばあちゃんと同居している家庭の子、曾祖父もいる家庭の子、片親の子、等々、家庭にいる大人の数やそれぞれの就業形態も様々、誰とお風呂に入り、誰が洗濯をし、ご飯を誰が作っているのかもおそらく様々です。

 

たった30数名でもこんなに違います。

ネットにいるたくさんの人と、同じような環境で暮らせるわけがそもそもない。

自分の家庭は、自分とこどもと、その親であるあなたが結婚相手に選んだ旦那さんと(もしくは他の同居家族と)、その構成する人たちが作り上げていく、唯一無二のもののはずなんですね。

 

その唯一無二の家族が目指すべきは、雑誌に描かれているような理想的な家事育児シェア家庭ではなくて「みんなが幸せに笑って暮らせるか」だと思うんです。

ここが狂ってしまったら、どんなにお金持ちでもどんなに子どもに教育を施せても、一番大事な基礎の部分がうまく育たないままの大人になってしまう。

これは私が一番怖いことでもあります。

 

上で書き出した、旦那さんにやって欲しいことをもう一度見てみてください。

その中で、理想にとりつかれて抱いていた幻想は線で消しましょう。

本当に自分が困っている、軽減したい負担がそこに並んでいると思います。

 

ここで、ふたつの方向で解決を模索することをお勧めします。

1つは、旦那さんに負担してもらえる方向。

旦那さんに負担してもらうことが可能な項目があるかを、旦那さんの就業状態、能力、健康状態など色んな条件を考えながら検討してみると良いと思う。

いきなりハードルを上げても相手も困るだろうから、まず一つずつお願いして、感謝して、というのを繰り返していくのも良いと思うし、一覧にして旦那さんと話し合うのも良いと思う。

 

もう1つは、システムを見直すことで自分が楽になる方法。

家電を増やすのも策のひとつだと思うし、外注できることは無いか考えるのも良いと思う。そんなにお金をかけなくても、洗濯かごの使い方や衣類のしまい方を少し替えるだけで楽になったりもします。自分が毎日家事をしながら面倒に感じること、億劫に思うことは改善の余地がある項目だと思うので、そこを一つ見直すだけでも日々のわずらわしさがぐんと減ったりします。

 

自分が感じているストレスをひとつのおおきな塊にしたままにしていたらいつまでも楽になれないで誰かを恨んだりするばかりになっちゃうのかもしれません。

旦那さんも、そのわけの分からない大きな塊を「何とかしてよ」とぶつけられ続けてもいつまでもわけが分からないかもしれない。

 

イライラの塊をときどきコツコツ叩いて細かくばらして、自分の工夫で解決できること、誰かにお願いする必要があること、本当は不要なのにこだわっていたこと、などに分け、さらにその中でどれから解決していくかの優先順位をつけていくことでイライラの種を減らしていくことも有効じゃないかな、と思います。

 

そしてどうにもこうにも解決できないイライラが溜まってしまった夜は、どうぞ冷凍庫の奥にあるハーゲンダッツを食べながら、ネット上で毒を吐いてくださいませ。それだって立派な、ストレス打開策の一つです。

 

 

 

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