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スズコ、考える。

ぼちぼち働く4児のははです。

読み聞かせボランティアに行ってきました。

こどものこと 読み聞かせのこと


息子たちの通う小学校には読み聞かせボランティアの団体があって、以前から興味があったので今年度から参加したいと手を挙げてみました。

 

初めての読み聞かせ

その第1回目が今週の月曜日。

娘がいる、1年生の教室で朝の15分間、絵本を持ってお邪魔してきました。

 

今回持参したのは、この2冊

 

 

歯の生え変わりや学校への入学、どちらも1年生の子どもたちにとってちょうどいい時期かな、と思って選びました。

 

読み聞かせに感じてたエゴイズム

実は読み聞かせという行為に、私はちょっとマイナスイメージを持っていました。「私が選んだこの本を身動きせず黙ってお聞きなさい」っていうエゴイスティックな印象を勝手に持ってたから。

そして、色々と眺めていたら「読み聞かせのときは声になるべく抑揚をつけず声色をつかったりせずに淡々と読んだほうがいい」という意見が多く見られて、こんなので楽しいの???と思ってしまったから。

読み聞かせ=絵本を通したエンターテイメントの時間、と思っていたので、私はいままで子どもたちに対しても面白がって聴いてくれるような読み方をすることが良くありました。役になりきって演じたり、関西弁の本や落語の本をそのイントネーションで読んでみたり。

でも、読み聞かせの主流では「演じちゃダメ」という。

なんで~???って疑問符がたくさんでした。

 

Twitterで教えてもらった大事なこと

そんなことをtwitterでぶつぶつ言ってたら、色んな方がご意見をくださって、その会話を通していろんなことが見えてきました。

 

大事なのは、読み聞かせで一番大事なのは何か?ということ。

声色を使って面白く演じて読んであげること、それは子どもたちにとって楽しいかもしれないけど、その印象が強すぎると絵本そのものの印象が薄まってしまうかもしれない。だから、絵本の世界を大事にするためにはなるべく読み手の印象を強めてはならない、というのが、なるべく淡々と、という指導の意図のようです。

なるほど。

読み手が派手に演じてしまうと、その後その本を読み返すときもそのイメージがついてきてしまうかもしれない、それは確かによろしくない。

 

読み聞かせ歴の長いフォロワーさんからは、本によってどう読むと良いかという傾向みたいなものがあって経験とともにそれがだんだんわかってくるよ、というアドバイスも!

 

そして教室へ

私も早くその域に達したい…と思いつつ伺った1年生の教室。

 

子どもたちはお勉強とは違う時間にわくわくしているようでした。

絵本を見て「知ってる!」「私もこないだ抜けたよ!」等々、それぞれがタケノコみたいにあちこちから声を上げるなか、静かになるのを待って読み始めました。

中川ひろたかさんの言葉にあわせた、少し強めの抑揚をつけて読んでいくと、最初はざわざわ口を開いたり隣の子と話したり、見えないよ!って大きな声をだして小競り合いしたりしてた目の前の子どもたちが、どんどん絵本そのものに吸い込まれていく様子が分かりました。

だんだん静かになっていって、お話にあわせて笑ったり、ちょっと変な顔をしたり。

読み終わったときに元の教室の空気に戻る瞬間の、あの全体の空気が切り替わる感じ、映画が終わって館内の照明がついたときのような、ふっと我に返る感じ。

 

たった数分間だったけど、子どもたちと一緒に絵本の世界に吸い込まれた、そんな不思議な経験でした。

 

2冊目の「しょうがっこうへいこう」は参加型の絵本なので、こちらは声色を使ったりクイズをしたりして、ワイワイ言いながらの読み聞かせ。

 

読み聞かせを終えて

15分間の読み聞かせのなかで気づいたのは、読み聞かせって「本をそのとおりに読んでやる」行為じゃないんだなぁということ。

まだ1年生だからかもしれないけど、途中でちょこちょこ小競り合いがあったり、大きな声を出しちゃう子がいたりして、その都度みんなが絵本を聴ける状況になるように声をかけたり、表情で気持ちを伝えたり。

軌道修正を繰り返しながら、30人弱の子どもたちがなるべく絵本に集中できるように、声が届くように、気持ちがこっちに向くように、という配慮をしながらの15分間でした。

 

私が最初に思っていたような、お聴きなさい!というエゴではとても聴かせられない。

子どもたちみんなを見渡して、絵本に意識が集中するよう、全体をコーディネイトする。

これが「読み聞かせ」というやつなのかなぁ、とちょっと見えてきたような気がしました。

 

その視点から考えると、抑揚をどうつけるかとか、声色を使うかとか、そういうのはあくまでもその場その場で判断するものでしかないのかもしれないな、と思いました。どう読むか、は選んだ本と聴かせたい相手の状況次第なのかなぁと。

教室全体にどう聴いてもらうか、そのやり方は年齢やそのときの子どもたちの状況によってぜんぜん違うんだろうなと思います。笑わせたほうが良いときも、穏やかに音を聴く時間にした方がよいときも、色んなシチュエーションが出てくるんだろうな。

 

これから、2年生~~6年生といろんな教室を回らせていただくことになったので、またそこそこで新しい発見があるんだろうなと、いまからわくわくしております。

 

小学生むけのお勧めの本があれば、ぜひぜひ教えてくださいな。

 

読み聞かせ用ブログ始めました

読み聞かせボランティアの記録を綴るサブブログを始めています。不定期ですが教室で読んだ本のことや読み聞かせをきっかけに考えた事の備忘録として。

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