スズコ、考える。

ぼちぼち働く4児のははです。

使い古されないギャグとアホ息子の親密な関係。


夏休み。

家に子どもがいるわずらわしさは感じつつ毎日毎日宿題や提出物や担任からの電話におわれず心なしかホッとしているのは、アホ男子を持つ母あるあるでしょうか。

そんなアホ息子たちを育てていて出会う、「デジャヴか!?」という現象。

小学校から帰ってきた息子たちが突然言うのです。

「バカがみーるブタのけーつ!」

「何年何月何日何時何分地球が何回回ったとき?」

 

……おまえたちそれをどこで、いったいどこで。

 

 

分かりやすいギャグは古くても子供は気に入るという話 - ままのおと

 

を拝見して、そんな息子たちの持ち込む懐かしいネタを思い出しました。

旦那がうっかり見せたドリフのDVDがクリーンヒットだった息子たち。

私のことを「おかまはん」と呼び、学校の帰りには自宅が見えたところから「おかまはん、またいだ!」と叫びながら帰宅。

 

(いろんな意味で)洗練されたネタは永遠不滅なのだなぁと思い知った瞬間でした。

 

 

妖怪ウォッチのアニメが始まったとき、初回であぁこれは流行るなと思いました。

アホ息子たちが喜ぶ、ちょっと下品なネタがぎゅうぎゅうに詰まってる。

ポケモンのあの、清くて助けあうまっすぐな子どもたちの世界にはない、お下劣で下衆な、あいつらが大好きな部分がぎゅうぎゅうと。

 

 

その予想通り、子どもたちはポケモンも好きだけどほぼ完全に妖怪ウォッチにシフト。

 

そして制作サイドもそのガツガツいく姿勢を貫いてくれているなぁと思うのが、新しいソフト「元祖」「本家」に取り入れられているジバニャンの新しい技「ニャイーン」と「コマニャチ」 画像はこちら→→妖怪ウォッチ2 元祖/本家

……小さい子を持つ親世代なら元ネタは分かりますよね。

あぁ、裏切らないなぁ、と。潔く貫くなぁと。

 

うんちもおしりもおならも、容赦なく出てくるのが妖怪ウォッチ。

コマニャチ、みたいに私たちにとってもおや?って懐かしくなるようなネタがところどころにちりばめられていて、そしてそれを見て元ネタを知らないはずなのに大喜びする息子たち。

 

普遍的な笑いの底力みたいなものを感じてすごいなぁと感心する反面、こんなもんでなんでこんなに喜ぶのかなぁと情けなさも否めず。

 

そんな息子たちを生温かく見守って過ごしていたある日、3歳末っ子♂がお風呂上りに脱衣場で私を呼ぶので振り向くと

アレを股に挟んで満面の笑みで「おんなのこ!」と……。

 

覚悟したよね。あぁ、覚醒した、こいつも覚醒した、と。

 

そんなアホデビュー3歳児は今日もどこから仕入れてきたのか「ワレワレハウチュウジンダ!」と叫びながら遊んでいる。

 

「#アホ男子母死亡かるた」がネット上で品切れになっているのに気づき、あぁたくさんの悩ましいアホ男子母の皆さんのお手元に届いているのねと嬉しく思いつつ、まだまだネタは尽きなさそうだと、ちんちん連呼な3歳児をぬるく眺めながら思う夏の日でありました。

 

 
重版にならないかな~なるといいな~なったらいいな~。

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