スズコ、考える。

ぼちぼち働く4児のははです。

塩と砂糖とラベリング 〜構造化にいどむ日々


相変わらず構造化にいどむ日々です

子供たちにいちいち細かい指示を出すことに疲れた私が以前書いたこんなエントリがありました。

 

suminotiger.hatenadiary.jp

 

何度も何度も注意してもその辺にぬぎ散らかされては片方行方不明になってしまうくつした問題をなんとかすべく奮闘した記録です。

 

このくつした用洗濯ネット、容量や置き場所など細かな調整を経て今は小さなバケツ型ケースに落ち着いています。こんな感じで小さなリニューアルや改良や風化を繰り返して、家の中での「構造化」に挑む毎日です。

 

今回、くつした用バケツのリニューアルと合わせてもう一つ解決したいことがありました。それが、ズボンとパンツを重ねたまま脱いで洗濯かごに入れてしまう案件。

 

これまでも何度も何度もバラして入れてとお願いしてきたのだけれど、めんどくさいのかやっぱり重なったまま、それをヨイショとバラしてから洗濯するのがほんとにめんどくさい。いや母ちゃんがめんどくさいんだからそりゃ寒い脱衣場でお風呂へ急ぎたいのにバラすのもめんどくさいよねえと思いながら、ここであきらめてなるるものかと同じ型の色違いのケースを買ってきました。

 

それぞれの底に、上から見えるように「くつした」「したぎ」と2種類の文字とアイコン的イラストをマジックで記入して脱衣場に。特に何も言わない状態でさくさくと下着と靴下がそれぞれのケースに入っています、しめしめです。

 

塩と砂糖とラベリングの力

このバケツ型ケースの導入、ただ入れ物を置いて「これに入れてね」と言っても多分効果はそう期待できなかったのではないかと思います。我が家で鍵となっているのはわざわざ書いた、文字とアイコンです。

 

ラベリングすること。

文字が書いてあることで「ココに入れる」というメッセージ性が強くなるのかなと。

 

おうちの中の構造化について考える中でこのラベリングの力を最近痛感しています。

私がこのラベリングに出会ったのは整理収納コンサルタントの本多さおりさんの著書。「しまいたくなる収納」と銘打たれたノウハウの中でラベリングについて触れられていました。

 

お片づけが苦手な私ですがなぜかラベリングされているとなんとなく導かれるようにそれに従ってしまいます、魔法にかかったみたいだと自分でも不思議になるほど。

私が仕掛けた色々なラベリング案に子供たちや夫もホイホイ乗っかってくれてるので私以外の人にもどうやら効果はあるようです。

 

このラベリングの効果を実感したのが、先日Twitterで「塩と砂糖を入れ間違えたことあるよね?」っていう話題が飛び交っていたとき。

 

注意欠陥な私は当然のことながらやったことがあった塩と砂糖の入れ間違い。でもそういえばここしばらくやってないなと気づいたんですね、そう、ラベリングしてから。

 

同じ型の調味料ケースに塩と砂糖を入れているのだけど、子供たちにもわかるようにとそれぞれに「しお」「さとう」と書いたシールを貼っていたのです。そのシールが私にとっても間違えないような目印になっていたのだなぁ。

 

ラベリングを工夫して

ラベリングするという種類の構造化が最近とても面白い。

それは私自身の困難をクリアにしていくことに留まらないから。

 

口で何度も同じことを言わなくてもいい。

おかたづけのストレスがお互いに減る。

子供たちにも夫にも、いつでも家のことを交代してもらえる。

口頭で指示を出すときにも相手に伝えやすくなる。

 

インスタグラムで「#ラベリング」でタグ検索すると色んな工夫が見られます。

テプラを使っているものやカッコいいシールタグを自作されている方も。そういえば本多さおりさんは著書の中で手書きで書いたラベルよりタイプされた文字の方が「ここにしまわないと」というメッセージ性が強く感じられると書かれていたので私も挑戦してみようかなと準備中です。

 

たくさん投稿されていた写真の中でも参考になる!と思ったのが名前だけじゃなく注意書きまでラベルにしてしまうこと。

ゴミ箱に「空き缶(第2水)」とものの名前に加えて収集日を追加したり、パスタポットに「スパゲティ(9分ゆでる)」とゆで時間が追加されていたり。細かい注意まで書いておくことで自分が忘れないよう意識することもできるし、家族が使うときにも迷いにくい。

 

ちょっとした一工夫でもっと使いやすくなりそうなラベリングに興味津々、あたたかくなってきたら家の中をあれこれいじりたくてワクワク。

 

テプラを持たない私はとりあえず100均の貼ってはがせるシールに手書きでラベリング。でもより強制力がありそうなテプラ…気になってます。

 

 こんなのあるのか〜。

 

 

 

 

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