前回の記事の続きです。
正直なんで私がこんなことをという気持ちは無いわけではないですが、備忘録という意味でも、こういうことがあったという記録という意味でも、私の立場から書き残すことは無意味ではなかろうと思うので、前回のエントリからどうなったかをまた書き起こしておきます。
前回のエントリを含むこの件の細かな経緯については
【パクリ?】#アホ男子かるた「ツイート無断使用」書籍発売騒動まとめ【版元の対応に疑問視】 - NAVER まとめ
こちらにツイートのやり取り等がまとめられています。
私が前回のエントリを書いたのが1月29日、その翌日にユーメイド社のサイト上で無期発売延期が発表されました。
今後どうなるのだろうと思っていたら2月5日、ユーメイド社さんはまたサイト上で発売の意向を発表、書籍に「採用」されているかるたの一覧を開示し、その原案者と思われる方の許諾を得るまでは発行しないと公言されました。
【株式会社ユーメイド】ファッション > 立ち読み:アホ男子かるた
その公開されたかるたの内容をもとに、
このようなまとめを作ってくださった方がおられ、ここで最初の #アホ男子母死亡かるた で集まったツイートと、ロンダリング用のアカウントではないかと思われる4つのアカウントによるパクツイの存在、そしてそのパクツイが見事に書籍に採用されているという構図がわかりやすい状態になりました。
mediezzzさん、ご協力いただいた皆様、ありがとうございます。
その後、このまとめでもご自身のツイートが載っていた方や疑問点をお持ちの方などが出版社へ直接メールで質問をお送りしたそうです。
このまとめエントリが出た翌日、私のところへ「ユーメイド広報」というアカウント(以前から存在していたのは知っていました)からメンションが。
ツイート原文は上記のまとめにあると思うのでご参照ください。
要約すると、先方から
- 書籍化に際して、書籍に掲載するすべての原投稿者の承諾を得なければ出版しない。
- 【あ】のかるた「あさは送り出すだけで重労働」の原案は私の「朝送り出すだけで重労働」であるとユーメイド社は認識している。
- 今後は各投稿者にコンタクトをとり、その状況を定期的に報告する。
- 出版に至った場合は見本誌を送付する。
というような内容のご連絡を頂きました。
これに関し私から
- ユーザー名「おおかみ少女」さんの投稿された「朝は送り出すだけで重労働」というツイートの存在もあり、ユーメイド社編集の福原氏が作ったtogetterまとめの中にそのツイートがあるのに私のものを原案とする理由
- 私のものが原案であるならば何故ツイッター社のガイドライン
Twitter Help Center | ブロードキャストでのツイート利用に関するガイドライン にツイートの改変が禁じられているのにそれを実行したのか
という2点について質問をさせていただきました。2月11日のことです。
その後お返事を待っていましたが来ず、どうなるのかなぁと思っていたところにフォロワーさんから「アホ男子かるたの件でメンションが来た」と連絡が。
状況を確認したら、「ユーメイド広報」だったアカウントがユーザー名を「アホ男子かるた広報」と変え、アイコンを会社ロゴからアホ男子かるたの書籍ロゴに変更し、私を除く38名の原案者と認識されたらしい方(上記のロンダリング疑いのアカウントも含む)へ、最初に私に送ったのと同じ、フォローを求めるメンションを送っていました。
驚いたのはこの中に、事前にメールで質問を送っていた方も含まれていたということ。メールへの返信は無く、事務処理的に彼女にもメンションを送っているという…。
その後、メンションが届いたそれぞれの方がどのような対応をなさっているのかは私には良く分かりません。
私への返信が途絶えたということは、私は原投稿者ではないというご判断なのでしょうか。また、メンションの中やメールでの質問には答えないというスタンスでおられるのでしょうか。
私がユーメイド社の認識するところの原投稿者ではないということであれば、これ以上私には関る要素は無いのかもしれません。
ただ、先方にも質問したtwiiter社のガイドライン
すべきこと
- ツイートが番組内に表示されている間は、ツイートのすぐそばにTwitter bird www.twitter.com/about/logosを表示させる。
- 各ツイートにユーザーの名前と、ユーザー名(@ユーザー名)を表示する。
- ツイートの全文を使用する。改変は技術的な問題部分のみとする(例:リンクを外す)
- Twitter birdのアイコンのサイズは内容に合わせた適切なサイズであること。一行の文字列よりも少し大きいくらいが適当です。 (上記リンク先より転載)
に沿う形での書籍が実際に販売されるのか、そのあたりはとても気になるところです。
以上とりいそぎ、経過のご報告でした。