スズコ、考える。

ぼちぼち働く4児のははです。

次男の【寝間着・部屋着・外出着】識別問題とその対策


気温が少しずつ低くなってきて、目をそらしてきた衣替えを本格的に考えなければならなくなってきました。

 

秋冬物を出すのを考えてる中で、ふと部屋着と寝巻きについてのツイートが目に入りました。

私が見たのは、おそらくはまだ子供が小さく働いてないママさんが、朝起きてから部屋着のままでいたら夫から「なんで着替えないの?」と不思議がられた話。

そのかたの部屋着というのはTシャツと短パンで、部屋の中ならそれでいいだろうという感覚だったとかそういう話でした。

 

この、部屋着や寝間着、外に着ていく服、という感覚で次男のとあるエピソードを思い出したので、書いておこうと思います。

 

我が家の衣服事情

4人の子持ちである我が家には、あちこちから「お下がりいらない?」という声がかかります。

大変ありがたいことなので、大喜びでいただいています。

が、その中には「外出するにはちょっと…」な傷み具合のものやデザイン的に微妙なものももちろん含まれています。

貧乏性の私はそれを思い切って捨てることができず。

部屋着や寝間着として着せればいいや、と思い、寝間着・パジャマの類をわざわざ買い足すことなく適当にやってきてました。

 

その結果、我が家では長らく、子供たちそれぞれの衣類は

①外出着相当の服

②寝間着にもなる部屋着

というざっくりしたわけ方で収納されており、雑な私の仕事ゆえ、それらが混ざっていることもよくありました。

それぞれが適当に部屋着的な服を着て寝て、翌朝外出着に着替えて出かける、という感じでした。

 

狂い始めた歯車とそれに気づかなかった私

思えば、次男が小学校に入って、私服登校が始まった頃から歯車は狂い始めていたと思います。

長男と娘は引き出しからそれなりの衣類を出して自分たちで着替え、それぞれそれなりの身なりを整えていたにも関わらず、おかしな組み合わせで出かけようとする次男。

 

まだ小さい三男のお世話に追われながらだったので私も根っこからどうこうするとか思いつくこともなく

「上にあるやつから手に取っちゃうんだな、次男にはまだ用意してやらないといけないんだ!」

と思って、前の晩に次の日学校に着ていく服を用意して机の上におく、という習慣が始まりました。

 

その習慣は、次男が小学校を卒業するまで続きます。

今思い返せばその間も、風呂上がりにスキニーデニムを履いていたりとそれなりの予兆はあったのですが、慌ただしく過ごす中でそんなエピソードも埋れてしまっていました。

 

毛玉だらけのトレーナーを着た次男と、WATER!の瞬間

次男が中学生になり、制服登校が始まりました。

私にとっては毎日の私服を用意しなくてよくなり、助かるな〜と思っていました。

 

家でも外でもTシャツと短パンでどうにかなっていた季節が過ぎ、少し肌寒くなってきた頃のことです。

友達と遊びに行く、と言った次男に目をやると、部屋着として引き出しに入れていた毛玉だらけの色あせたトレーナーを着ています。

「次男くんちょっと待って!!!」

と呼び止め、それは部屋着だよ、お外に着て行くのは恥ずかしいよ、と伝えると驚く次男。

 

「そんなこと言われても、どの服がどうなのか、わからないよ!」

 

次男のその訴えは、私にとってWATER!そのものでした。

 

どの服がどうなのか、という、とても難しい課題

私の感覚で「これは寝間着、これはちょっとそこまでなら、これはよそいき」みたいに適当に仕分けていた衣類。

そのざっくりとした曖昧なニュアンスは、次男にはとても難しいものだったんですね。

私はずっとそれに気づけなかった。

 

長男や娘は私の反応や周りのお友達が着ているものを見ながら学んでいたんだろうと思います。

今思えばちゃんと教えてやるということをせずに大変申し訳なかった…猛省です。

 

次男にとっては引き出しに入っている服はどれも同じように「着る物」でしかなく、それぞれの服の特徴やTPOに合わせるという概念も持ち合わせるのが難しかった。

 

次男と一緒に手持ちの服を並べて話してみましたが、やはり服のTPOを判断するのがとても難しいんだ、というのがわかりました。

 

今のところの、我が家の対策

この騒動の後、すぐに次男の引き出しを整理しました。

うっかり外に着て行くと恥ずかしい傷んだ服は、勿体無いけど全て処分。

代わりに、見た目で明らかにパジャマとわかる、前ボタンのスタンダードなパジャマを買い足しました。

 

 こういうやつね。

 

この、スタンダードなパジャマ、次男のサイズを探すのが難しかった!

イオンやベルメゾンユニクロなどあちこちを探しました。

 が、売られているのはどれもいわゆるルームウェアというタイプの、こういうの。

 

トレーナーやTシャツとパンツがセットになったそれは、私が見れば明らかに部屋着だとわかるようなものですが次男には判別できない。

あちこちを探し歩いて、やっと彼が着られるサイズの前ボタンで上下同じ柄物の、彼にもパジャマだとわかりやすいものがいくつか買えました。

 

彼の衣類は制服を除けば2種類だけ。

①パジャマ

②外出着

(たくさんあると混乱するので、各シーズン上下3セットくらいに絞っていて、どれを組み合わせてもおかしくないようなものを選んでいます)

 

①と②、それぞれをきっちり別の場所にしまうよう、対策をとっています。

近くに置くと混ざってしまうので…

 

学校から帰って外出せず部屋にいることもありますが、その時も部屋着という曖昧なものは用意せず、外出着を着るようにして、パジャマを着るのはお風呂に入ってから。

 

ここまで対策を取って以来、次男がおかしな格好をすることは無くなりました。

 

おわりに

制服を着る高校時代まではこの対策でどうにかなるだろうな〜とおもいますが、その先はどうなるのか、不安は残ります。

ただ、彼がどういうことを認識するのが苦手なのか、というのは少しずつ把握できるようになってきているのでその時はまたそれなりに、相談しながら一緒に考えていけばいいのかなぁと思ったりしています。

 

今度は、最近試してみて効果が出ている次男の朝対策について、経過を書いてみようかなと思っております。

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