スズコ、考える。

ぼちぼち働く4児のははです。

アンガーマネジメントにTwitterが最強なんじゃないか!と思った話。


ここ最近、東京都の特別支援教室に関する長い記事を立て続けに書いてたんだけど、今日は久しぶりにいつものブログっぽい、こんなことあったよ的な記事を書こうと思います。

 

 

こんなツイートをしてました。

ちょうど1週間くらい前、こんなツイートをしていました。

 

先日お会いした方と次男の今の課題について話をしている中で、感情のコントロールが難しいという話題の中で聞いた、なるほど納得なお話を今日は書いてみようと思います。

 

そのイライラ、どんな言葉?

高校の教室の中での感情のコントロールがなかなかうまくいかないのが次男くんの悩み。

その日は、これから繋がれそうな準備段階の支援センターの職員さんとの面談の中でそのお話を聞いてもらっていました。

 

「例えばどんな時にイライラするの?」と聞かれて実際にあったことを色々と話す次男くん。

それに対して職員さんからこんな質問がありました。

 

「そのイライラする気持ち、どんな言葉で表す?」

 

それに対して「ムカつく、とかクソが!とかそんな感じ?」と答える次男くん。

 

次に職員さんが

「じゃあ、その気持ちをだれかに、例えば僕に向けて話をすると思って。そしたらどんな表現になる?」

 

次男は少し考えて

「とても腹が立った、っていう感じかな」

と答えました。

 

言い換えの言葉を探す時間とそれでできる余裕

彼の答えに職員さんがすごく喜んだ顔で「そうだね、いいね!」と返し、こんなお話をしてくれました。

 

今、次男くんが自分のイライラやモヤモヤした負の感情を僕に伝える言葉にしようとした時、少し時間が経ったよね?

そのたった何秒かの間に、君のイライラは頂点から少し下がるんだよ、この感じがわかるかな。

人間の感情って湧いたその瞬間はすごく汚い言葉や言葉になりきれない感情でぐるぐる渦巻いているんだけど、それをその怒りの塊のままで溜め込んだり溜めたものをぶちまけたりしたら、周りとうまくやっていくのが難しくなるよね。

でも例えば今次男くんが言い換えをしたように、誰かに伝える言葉にしよう、と意識したらその言い換えのために脳が動く。怒りという感情で満たされていた脳が、言い換えることに気を取られている間に時間が経って、そのほんのわずかな時間で君の怒りは少し落ち着いて、余裕を持って次の対策を考えたりできるようになるよ。

 

それってTwitter

次男と職員さんのお話を横で聞きながら、母の脳裏に浮かんだこと。

 

「目の前のイライラを文章に書き換えて…それってTwitter!」

 

思えばTwitterを始めた当初から、そんな使い方をすること多かったなぁと思うんですよね。

 

目の前の悲しいことや苛立つこと、そのままの剥き出しの感情として自分の中にぐるぐる持っているのは結構しんどい。

でもツイートしたり、DMで仲良しに聞いてもらったりするために書き出したりする行為をする過程で言葉にならなかったいろんな渦巻いているものが整理整頓されていって、事態が好転したわけでもなんでもなくても自分の中に抱えているものがちょっと軽くなったような気持ちになったりする。

 

実際にツイートする前段階の、「これをツイートするならこんな文章…」って脳内で考えている段階で既にクールダウンの工程は始まっているような気がするんですよね。

 

Twitter以外でも…

ツイートだけじゃなくて、例えば友達に「ちょっと聞いてよ!」ってLINEするとか、ゲームしながら「今日こんなことあってさぁ」って話したり、学校から帰る道すがら「帰ったら誰かに聞いてもらおう」って自分の脳内で反芻する作業だったり、日常の何気ない行動の中でも職員さんに言われたようなクールダウンのステップ、結構やってるのかもしれないなぁと考えたりしました。

 

でも手軽さを考えたらTwitterに敵うものないような気がしたんですよね。

必ずしも聞いてくれる相手を必要としない独り言ツールだし「後でツイートしよっと」って頭の中で140字分の文章を考えるだけでちょっと効果がある。

 

次男みたいに教室の中で手元にスマホがなくても

「あーイライラする、これ後でTwitterで呟こっと」

って思って文章を組み立てるだけで怒りを少し落ち着かせることができる。

 

思えば私も旦那の言動にムカッと来たときや目の前の子どもたちに口を出したいけど堪えた方がいいモヤモヤしたことを抱えているときに、手元のスマホでツイートしたり「あとでこれ呟こう」って考えて頭の中でツイートの文字を並べてみたり。

 

「ただ我慢する」のは辛いから…

これまで学校で次男はよく「とにかく我慢を覚えないと」というお話をされることがよくありました。

私たちもトラブルのたびに「もうちょっと我慢できたら…」と思ったり、実際本人にそう求めてきたように思うんですね。

 

でも、ただただ我慢をして自分の中に溜め込んでいくのはやっぱりしんどい。

次男も我慢をするばかりで解消法をうまく身につけられないことで今も教室でしんどい思いをしてるんだろうなぁと思ったりしました。

 

気持ちの切り替え方、少しずつうまくなってくれたらいいなぁ。

その方法の一つとして、今回教わった「誰かに伝えるための言葉に言い直すことでのクールダウン」を身につけて楽になってくれたらいいなぁと思ったりしています。

 

余談ですがサムネイル画像を何か…と思ってAmazonの商品で「Twitter」を検索したらTwitter社そのものが出てきてちょっとびっくり。

 

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