絵本「3びきのくま」を通して。  大人になった私の目線と、小さい私の見ていたもの。

夏休みのある日、実家を訪れたときに母の部屋の片隅の本棚に、私が小さい頃好きだった絵本が少し残って並んでいました。その中にあったのがこの本。 ロシアの文豪、トルストイの書いた「3びきのくま」です。 懐かしさで手に取りました。小さい頃この本が大好きだったからです。 ものがたりの筋としての記憶は「くまのいえ…