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スズコ、考える。

ぼちぼち働く4児のははです。

「親父の背中を見て育ってくれる、なんてエゴだよなあ」


とあるツイートが流れてきまして。

男性のアカウントっぽかったのでお父さんでしょうか。子どもの水泳教室の付き添いのお母さんたちがボケーっと眺めてるのを「溜まってるメールに返事したり、資料を読んだりとか、時間を有効に使えんのかね、この人たちは。」って書いてらして。

 

もちろんそれを見て母さんたちは反発しますよね、うん。

 

子どもを見ることについてのメリットや親の事情等々色んな意見がでてたけどそれは本題ではないので置いといて、このツイートから感じた「仕事もこなして育児もしてる一生懸命頑張ってる親である俺」みたいな、そういう感情になんか甘酸っぱいような苦いような、思い出的な気持ちがわいて来たんですよね。

 

※追記

 

フォロワーさんが教えて下さったのですが、上記のツイートをされていたのは著名な金融関係のブロガーさんだそうで、独身の男性らしいとのこと。(興味の無い分野ゆえ全く存じませんでした、失礼しました)なのでご本人が親という立場ではなくプールを利用したりして上記のような場面をご覧になったのかな、と思うと私がツイートから受け取った「そんな母親を同じ見学席で見ている父親」ではないのかなと思います。

 

見当違いではありますがその像やご本人についてどうこう言いたいわけではなく単にそのツイートから想起した過去の自分の話なのでまぁこのままにしときます。

 

 

 

 

長男が産まれる前後、私はフリーに近い仕事をしていたので休むのも働くのも自分の裁量、でも引き受けたものはどんなに睡眠時間を削ってでも仕上げる、という働き方をしていました。ほぼ一人でやってたので打ち合わせもPCに向かっての作業も自分で。当然お客さんが動いている時間に電話がかかってくることもよくありました。

 

周りにいるママさんたちは会社に勤めていても総合職の方は少なく、何かの集まりのときにお客さんからの電話が入って退室したり、子どもたちを公園で遊ばせながらたまった書類に目を通すこともあり、それが頑張ってる自分の自負というか、ワーキングマザーな自分かっこいいとかちょっと思って酔ってたなぁと今振り返って思います。

 

今改めてそれを考えたら、たぶん低すぎる自分の自尊心を補うための、社会的自尊感情を高める行動だったんじゃないかな、と思うのですが当時はそんなこと考えもせず「働いてる雰囲気出してる自分」に酔ってたんだろうなと思います。

 

子どもがだんだん増えて来て、仕事の仕方も色々と変わって来て、最近は子どもたちを見る時間、ということの大事さを感じることが多くなりました。

公園でも前は手を離れた!ってここぞとばかりにメールの返信をしたりTwitterを覗いたりもしてたけど、最近はボケーっと見てることも多いなぁ。その時間くらいしかボケーっとするタイミングがないのも事実だし、観察することで子どもたちそれぞれの様子を把握するためでもあるし、参観とかだと子どもが多いこともあって一人だけを見る機会って滅多に無いし、何より「忙しさを醸し出す自分」がちょっと恥ずかしくなったというのが大きな理由かもしれません。

 

忙しい中で頑張ってる自分、って一種の麻薬みたいなものだな、と思うときがあります。はまってしまうのは、私のような基本的自尊感情をうまく育めずに育った事と関係があるのかもしれない、そういう意味では比喩ではなくドラッグやギャンブルと近い存在なのかも知れません。でもそこにはまっちゃうと、依存してる分視野も狭くなるし周りを巻き込んでも気づけなくなっちゃう。

 

水泳教室で忙しそうにメールの返信をし、資料を読みあさるお父さんやお母さんを当の子どもはどう見てるのかな、と思うと、そこを見落としてた過去の自分と重なってなんだかお腹がきゅうっと痛くなったりします。

 

「親父の背中を見て育ってくれる、なんてエゴだよなあ」

 

今やってるドラマ「流星ワゴン」を見た夫がもらした言葉です。夫の感想を聞いて私も録画してた第1回を見てみたのですが、その内容の重さと過去の自分や自分の親や、色んなことがフラッシュバックしてちょっと辛くなりながら、色んな事を考えるきっかけをもらいました。

 

どんなに愛してても、忙しく働いてお金を稼いでいても、お父さんやお母さんの気持ちは簡単には子どもたちには伝わらない。子どもたちはそんな超能力はたぶん持ってなくて。子どもたちそれぞれのフィルターを通したお父さんお母さん。自分がどんな風に見えてるのかな、って時々不安になったりもします。

 

言わなくても、見せなくても、わかってくれてるはずなんて親のエゴだし、結局、自分の感情を満たすための言い訳でしかないんだよなぁ。

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