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スズコ、考える。

ぼちぼち働く4児のははです。

一秒先から向こう側の未来だけを見る。


 最近、目の前で起こっていることや自分が渦中にいるトラブルに関して、根本的な原因は何かを考えたり突き止めたりしてなんとかする、ということがそう重要でない事態が多いような気がしています。


 もちろん起こっている出来事に関して自分に問題点が無いか等考えたり、反省点があれば見直したりすることを必要としていない訳ではないんですね。それは問題解決のための第一歩だとは思う。

 

 最近私がつまづきながら感じているのは,そのステップを経てもなお「うまくいかなかった過去、出来なかった過去、ダメだった過去に強くとらわれることの無意味さ」だったりします。それは自分がそれにとらわれることもそうだし、周りの人に対してそれを求めることも含めて。

 

 はっきり分かっている過去の失策もあるんですが、一番足をひっぱられるのは原因が明確に分からない時。
 過去に自分がどうしていたらこうならなかったんだろうか、夫がこうしてくれてたら問題は起こらなかったのかな、こうしていたら違っていたのかな、等、不明瞭な憶測が頭の中を飛び交ってしまう。ぬかるんだ田んぼに足がハマって抜けないときみたいに(あぁ分かりにくい比喩表現でごめんなさい)その場から前に進めなくなってしまう、進めたとしても重いタイヤを引きずっているように歩みがのろくなってしまう。

 


 私が最近よく直面する子どもたちのトラブル。そこでも同じ。


 発達の遅れが見られる子についての対応を方々と相談しながら対応を考えつつ、つい、もっと前に出来た事は無かったんだろうかという思いについとらわれ、過去の自分を責めてしまう。こうしておけば違っていたのかもと後悔の念に取り憑かれてしまう。


 学級崩壊になってしまった子のクラスをどうしていこうかという相談を保護者が集まってしているときにも、もっと早い段階で何か出来たんじゃないか、と学校側や自分も含む保護者に対して思ってしまう。


 子どもたちが長じていくにつれて、湧いてくる問題、直面する問題、それらに対して「もっと前にできたことがあったんじゃないか」と思ってしまう。

 

 夫婦間でも同じことは過去にも良くあって、前にこうしておけば喧嘩にならなかったんじゃないか、夫がこうしてくれていたら助かっていたのに、と、それにとらわれてしまう。

 

 そうやってとらわれて、歩みをのろくしてしまって、結果的に今解決しなくてはならないことへの力がそがれてしまう。


 
 過去を振り返って、問題点に気づいたらそこを是正していく、それはとても大事なことなのだけど、それはもっと先の未来やこれから続いてくる人やことについて有効なことで、それを考えるのは問題が解決してしまったあとでも良いのかもしれない。


 子どもが風邪をひいてしまったとき、目の前の熱にうなされた子に有効なのは休養や看病で、保護者はそれに徹すればいいんじゃないかなと。なんで風邪を引いたのかを考えて今後に備えるのは、治ってからゆっくりでいいのかもしれない。

 

 同じように、自分の子や自分たち夫婦が何かの問題を抱えている、問題に直面している、と気づいたとき、その解決に私は全力を注がなくちゃいけない。そのときに、足かせとなる「過去のもやっとしたもの」はとりあえず押し入れに押し込んで見えないようにしちゃってもいいのかもしれない。振り返って未来に活かす必要がなさそうなら、ゴミ箱に捨ててしまっても良いのかもしれない。

 

 私が一人、よどみに足を取られて前に進めずにいる間も、時間はどんどん進んでいき、子どもたちは成長し自分の体も老化していく。その時間を無駄にすることの勿体なさもあるし,成長していく子どもたちを無視したらいかんとも思う。

 

 自分の背後にあるこれまで歩いて来た道のりをあえて振り返らず、今、ここで、起こっていることを全力で考えること、これから先の未来だけを遠く見渡すこと。
 今の自分に今の子どもたちに必要なのは何か、これからの自分がこれからの子どもたちがどうなっていけば良いのか、そこだけにスポットを当てて、一秒先から向こうの未来だけを臨んで、足を踏み出す。


 
 改めて自分でそう考えながら、これまでこのブログで書いてきた夫婦間の問題の解決の仕方は結局こういう方法に近いのかもなぁと考えたりしています。

 

 何が原因なのかを突き詰めて考えることよりも、成長や時間の経過を頼みにしながら今を乗り切ること、今後に有効な策を講じること、今後を見据えて周りの協力を得ること。


 過去のダメだった自分に目を伏せる行為にも受け取られるかもしれないから褒められる方法ではないのかもしれないけど、問題が現在進行形で続いているときは自分で過去を振り返ることよりも、先だけを見据えて対応する必要があることも多いんじゃないかと、特に夫婦間や育児に関しては思っています。

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