さっき、フォロワーさんから
「毎年紹介してる水筒、教えてください!」
ってリプレイが届きました。
探してて切実に困ってる!というお話のよう。
サクッとAmazonで検索、リンクを貼ってお返事いたしました。
ふふふっとおかしかったのは、フォロワーさんから「毎年紹介してる」と認識されていたこと。
うん、多分この方の認識の通り、私は同じ水筒を何度も何度もtwitterで紹介し続けてます。
なぜこんなに推しているかといえば、これまで自分が欲しかった水筒の機能をほぼカバーしてくれている商品だから。園児の頃からいくつも買ってきたけど、どれも微妙で納得がいかず。やっとたどり着いたこの水筒は定期的なリニューアルを繰り返しているけれどどの段階でも使用感やメリットが欠けない。タイガーの底力を感じます。
何度も紹介している水筒はこれです。

タイガー 水筒 1L 直飲み ステンレス スポーツ ボトル ポーチ付き ブラック Tiger MME-D100-K
- 出版社/メーカー: タイガー魔法瓶(TIGER)
- 発売日: 2018/02/21
- メディア: ホーム&キッチン
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Twitterでも何度も書いていますが、この水筒の良いところを改めて。
①手を中に突っ込んで洗える
②カバーの底が丈夫で子供が引きずっても破損しない
③保冷力が優れている
④パーツが簡素で洗いやすい
⑤カバーを洗濯機で洗える
⑥ボトルの内側に特殊加工されていて汚れが落ちやすい
⑦容量やデザイン違い、発売時期違いの商品もパーツの互換性がある
⑧全てのパーツを公式パーツショップで購入できる
www.tiger.jp公式の製品情報ページも貼っときます。
この商品の優秀なところはその使用感だけではないんですね。
今回の本題はそこです。
ただ使用するだけのメリット以外の良さ、それが「リカバリー能力」です。
この、商品のリカバリー能力、最近私が買い物をするときに意識するようになったことです。
このブログでも何度か触れてきましたが、私自身注意欠損の傾向がありますし、子どもの中には発達障害の診断が下りている子もいます。
そんな我が家は、水筒に関して
①パーツをなくす、壊す
②出し忘れ、置き忘れにより洗うまで長時間放置される
という、大きく2つの問題が起こりやすい環境にあります。
(さっきも車の後部座席の下で、おそらく先週末から乗せたままの水筒をひとつ発見しました…)
そんな我が家にとって、破損したパーツがどれもオンラインで購入できること、本体やカバーを洗浄しやすいことは大きすぎるほど大きなメリットです。
失敗が起こってもそれをリカバリーして元通り使い続けることができるから。
洗った時にうっかりゴムパーツをなくしてもオンラインショップですぐ買えるし、互換性が高いので複数ある同じ水筒のパーツを流用もできます。
カバーを汚してもお風呂場でゴシゴシこすってネットに入れて洗濯機に、翌朝には乾いて学校に持っていけます。
車内に置き忘れたりカバンの中で数日経ってしまっても、気づいてから洗うのもすごく楽で、汚れが落ちずに困ったことは今のところありません。(公式サイトにはスポーツドリンクを入れても大丈夫と書かれていますが、スポーツドリンクを入れたまま長期間放置というのは今のところやったことがないので影響はわからないです…)
タイガーのこの水筒は、使用の性能が優れていることはもちろんですが、このリカバリーに対する能力がものすごく高いと感じています。この水筒を買うようになってから、それまで水筒の使用に感じていたストレスがほぼゼロになりました。
ADHD傾向のある族にとって、失敗したらもう取り返しがつかない、という状況はものすごく辛いことです。
綱渡りの上を歩いているのと同じだし、リスが現れたら綱の上にいることすら忘れてそっちに気を取られて、奈落の底に落ちてしまう。
だから、食器を選ぶときも後で同じものが買いやすいものを選びます。
うっかり割ってしまっても同じものを買えばその失敗をすぐに補えるから。
こうやって暮らしていたら、買い物をするとき、その商品のリカバリー能力について考える癖がついてきました。
もし壊したら、無くしたら、同じものがすぐに手に入るかどうか。
同じものが手に入らなくても、なんらかの方法で穴埋めが即時可能な商品かどうか。
注意欠損の傾向がない人にとっては「壊さない・無くさない」が最初だろうと思われるかもしれません。でも、それができないハンディなんですごめんなさい、って思えるようになったのはごく最近のことです。
傾向のある我が子にも、もちろん前提として「大事に使うこと、無くさないこと」は伝えますが、どうあがいても頑張ってもやっぱり壊すし無くす。その度に叱られて自尊心が削れていってしまうリスクはとても大きいです。
壊したって無くしたって、リカバリーできればそれで御の字。
そんな生き方を母の背中から学んでくれろ息子たちよ、と思うのです。