スズコ、考える。

ぼちぼち働く4児のははです。

わが家流「ミングル」ができました。


料理研究家の有賀薫先生の「ミングル」という構想に出会ったのが3日前のこと。

その時の衝撃を思わず書き残しておりました。

 

suminotiger.hatenadiary.jp

ずっと頭の中はそのことばかり。

以前から使い勝手が良いとは言えなかったわが家のキッチンをなんとかしたい、ミングル構想からヒントを得られないか…とあれこれ試行錯誤し続けておりました。

 

まず。

現状のわが家のキッチンの問題点を色々と洗い出す作業から。

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もようがえ前のわが家のキッチン。

もともと、リビングとキッチンの仕切りがないだった間取りでした。

そこを私が一人で作業しやすいように上部が作業台として使える食器棚を並べてカウンターに。

これまでは主に私しか家事をしなかったこと、家が狭く自分だけの部屋がない私にとってカウンターで仕切られたキッチンは私だけの巣のような感覚もありました。

 

ただ、ここしばらく問題を感じていたのも確かです。

まず、夫が料理をする頻度が増え、体格のいい(太っているともいう)夫が行き来するのにかなり狭く感じているようでした。

 

また、子どもたちがお手伝いをしてくれたり、自分で料理をすることも増えてきていました。

以前のキッチンでは、シンクに誰か立っているとその後ろをもう一人通るのがやっと、という狭さ。

コンロの前にも1人しか立てないし、シンク横の作業スペースでだれかが違う作業を始めたらコンロも使いづらくなってしまっていました。

 

とにかくこの動線の問題をなんとかしたい。

 

有賀さんのミングルの、4方を囲めるスタイルがとても気に入ったので、これをなんとかわが家に合う形で取り入れられないだろうか、と考え、行き着いた答えがこれです。

 

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もようがえ後

カウンターとして使っていた低い食器棚を1つは撤去、1つは炊飯器置き場として移動しました。

これを機に食器の中で普段出番のほとんどないものは処分したり、押入れの奥にしまいこんだり。毎日家族が使う最低限の食器だけを残す形になりました。(ミニマル!)

 

ミングルのような調理台が欲しかったので、ネタを探しにホームセンターへ。

木材売り場など色々と見る中で、2人がけ用なのかな、正方形の小さなダイニングテーブルが破格値で売られていたのでそれを連れて帰りました。

 

調理や食事のために使う調味料の類をしまう棚が欲しかったので別の場所で使っていた小さな棚をテーブルの横へ。上にタイルを敷いて作業台として使えるようにしました。

 

棚の一番下の段をカセットコンロ置き場に。

これで、作業台の上にコンロを出せばミングルとしての機能がより強化できそうです。

 

炊飯器や電子レンジはコンロと並べる形に。それぞれの場所でだれかが作業しても邪魔になりにくくなりました。

 

ミングルのように水周りも一緒にできたらよかったのですがさすがにそれは無理。

でも、作業スペースの真後ろにシンクがあるので特に問題はなさそうです。

 

こうして、わが家らしい「ミングル」が完成しました。

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わが家流「ミングル」

シンクに誰か立っていたり、横の作業スペースで何かやっていてもコンロでの作業がスムーズになりました。

 

これまで子どもたちが手伝いたいと言ってくれても1人が限界だったのだけど、4人それぞれがキッチンに来て何かしていても特に邪魔になることもなく動けるようにもなりました。

 

朝も、それぞれが自分の食事を用意するのがとてもスムーズ。

テーブルの上にオカズや常備菜をちょこちょこ置いておけばバイキングのように子どもたちがそれぞれ取っては、奥の座卓に座って食べたり、椅子に座ってそのままテーブルで食べたり。

 

そうそう。

テーブルの下には別の場所で使っていた丸椅子を2つ置いています。

昨日は帰ったら三男がそこで宿題をやってました。

 

買い物の荷物を仮置きして整理したり、ちょっと書き物をしたりするのにもテーブルがいい仕事をしてくれています。

 

上の絵も、夕食の後にテーブルに座って一杯やっていたときにキッチンに子どもたちが来て、それぞれになにやらやっているのを眺めながら描きました。

 

とりあえず完成した、わが家の「ミングル」っぽいキッチン。

これからまたいろんなマイナーチェンジをしていくのかな〜とワクワクしております。

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