思いつきで更新するブログなので前回からもう10日以上経ってしまいました。最近は登録した「質問箱」がなぜかよろず人生相談みたいになっていていろんなご質問をいただき、色々と考えさせていただいている感じです。
さて久しぶりにブログを書こうと思いました、暖房の話です。
いえドアの話でしょうか。
子供への声かけの話でしょうか。
毎度毎度サムネイルの画像を入れ忘れて公開して、悲しみのツイートをしてしまうので今回は先に貼ります。
コロナ(CORONA) 石油ファンヒーター (木造9畳まで/コンクリート12畳まで) サテンシルバー FH-G3216Y(S)
- 出版社/メーカー: コロナ
- メディア: ホーム&キッチン
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こちら、我が家で使用しているのとおそらく似たタイプのファンヒーターです。(細かい品番等わかりませんがそっくりです)
本当は上にヤカンの置けるタイプのストーブを使いたいんですが、なんせ狭い中に素行の悪いのが何人も住んでるので安心して使用できるまではとこれで我慢しています。
このファンヒーター、こんな画面がついてるんですね。
左側の数字は設定温度、右側は現在の室温が表示されています。
さて、冬になると我が家で毎日のように飛び交う声があります。
「ドア!」「ドア閉まってないよ!」「ドア開いてるよ!!」
言われる対象は主に次男と三男です。
暖かい部屋を出てトイレに駆け込む時、遊びに行く時…その先に目を奪われてしまう彼らはどうしてもドアをしっかり閉めることがおろそかになって閉まって、中にいる私たちは寒い思いをすることになってイライラ…
ここまで文字にしたところで
「伝えかたを替えればいいじゃない」
ですよね、ですよね。
こうやって改めて考えてみればそういう発想がすっと出てくるのだけれど、家の中の日常の一コマに、私も夫もなぜかそれになかなか気づかないまま、この冬も毎日のように「ドア!」「閉まってないよ!」と叫ぶ日々でした。
転機が訪れたのは昨日のこと。
私が家で三男と過ごしていた時のこと。
家事もひと段落して、三男と二人ヒーターの前でゴロゴロしながらお互いにタブレットやスマホで動画を見たりとかなりゆったり過ごしていた時でした。
三男が「トイレ!」と立ち上がって部屋を出た時、やっぱりいつものようにドアが半分くらい開いてたんですね。
「ドア!」と言いかけて私の目に入ったのは、あのヒーターの表示画面。
右側の室温が、面白いようにどんどん下がっていくんですね。
部屋に戻ってきた三男に「ねえねえ見て見て!」と声をかけ、画面を指さしました。
「●●くんがドアをちょっと開けてったじゃない、そしたらほら!」
画面に表示されていたのは「20 15」の文字。
三男はびっくりして「5度も!5度も下がったの!!」と慌ててドアに戻ってしっかり閉まっているか確認していました。
そこからは部屋を出入りするたびに「温度が下がっちゃう!」とゆっくりドアを閉める三男の姿。
これは使える…と学校から帰ってきてやっぱりちょっとドアを開けて出入りしてた次男にも同じことをやってみたところ…
「うわあああ!こんなにいいい!」と漫画みたいに驚いてくれた次男。
そこから今日の登校前に至るまで、彼らは「温度が下がる…」と呟きながらドアをゆっくり確実に閉めている姿が観測されています。
あたらめて考えてみたら、
・行動のフィードバッグが視覚的にわかる形で示された
という、彼らにとってとてもわかりやすい方法だったんですねえ。
知識や経験があれば簡単に気づきそうなものなんだけど、日常の中だとなかなか発想の転換って難しいなぁと痛感した出来事でした。ゴロゴロするほど余裕のある時だったから思いついたのかも、だとしたらやっぱり母さんがゆっくりするって大事だなぁ。